奈良県奈良市 矯正歯科 抜かない ひより育成歯ならびクリニック
永久歯の健康な歯を抜かない歯並び(矯正)治療
‐大人の歯(永久歯列)の歯ならび(矯正)治療‐
Q:矯正治療で綺麗な歯並びになるために、健康な歯(小臼歯)を抜くのは仕方がないと思っていませんか?
A:健康な歯は抜かなくてもいいんです! 抜いてはいけないんです!
私たちは、お父さんお母さんからもらった健康な歯(小臼歯)を抜くことはありません.原因を一つ一つ取り除いていくことで健康な歯(小臼歯)を抜かずに治療することが出来ます。
もしもあなたがお医者さんだったら
インフルエンザと思われる患者さんが、高熱、ひどい頭痛、咳を訴えて来院しました。あなたならどのような対応をしますか?
①:熱を下げ、頭痛を抑えるための解熱鎮痛剤、咳止めを処方し、安静するよう指示する
②:まず、これらの症状を引き起こしている原因を調べ、インフルエンザと診断できたら原因であるウイルスに対する薬を処方する
あなたなら、きっと②を選ぶはずです!インフルエンザウィルスという原因を除去すれば、発熱、頭痛、咳などの症状はなくなります。
歯並びにおいても、全く同じことが言えるんですよ
健康な歯を抜かない歯並び治療では、目立つ症状(受け口・出っ歯・八重歯・開咬・ガタガタの歯など)だけに目を向けるのではなく、そこに隠れた原因に目を向ける事をとても大切にしています
Q:どのように治していくのですか?
A:実は、受け口や出っ歯、八重歯、開咬、ガタガタの歯などは目に見える一つの症状に過ぎないのです
これらの症状に対し並べるのに都合よく真ん中にあるという理由だけで、原因ではない健康な小臼歯を抜くといった対症療法を行うのではなく、健康な歯を抜かない歯並び治療では、狭くなった歯列を拡げる・倒れこんだ歯を起こす・歯を押して傾斜させている親知らずを抜いていく等、原因をひとつひとつ取り除いていくことで健康な歯(小臼歯)を抜くことなく歯並び・かみ合わせを整えていきます
症例
上顎前突・叢生(八重歯)
治療前
治療後 ↓ ↓ ↓
小臼歯を4本抜かないと治らないと言われ、お母様がなんとか小臼歯を抜かずに治してあげたいと相談に来られました。
この様なケースでも狭くなった歯列を拡げる・倒れこんだ歯を起こす・歯を押して傾斜させている親知らずを抜いていく等原因を一つ一つ取り除いていくことで健康な小臼歯を抜くことなく綺麗な歯並び・かみ合わせになります。
※その他の症例は「永久歯の健康な歯を抜かない歯並び治療の症例1~4」のタブをクリックしてご覧下さい
その小臼歯にも…
歯は一本一本それぞれ違う形で、違う場所に生えています。これはどういう事を意味するのでしょうか?手の指一本一本がそれぞれ違う形で、違う場所にあり、それぞれに大切な役目がある様に、歯にも一本一本それぞれ大切な役割があるということなのです。抜かれてしまう小臼歯には、どんな役割があるのでしょうか?小臼歯はかみ合わせを安定させるという重要な働きをしているのです。
健康な歯の本数が減ると脳は委縮する
健康な歯の本数が減ると脳が委縮する事が明らかになっています。健康な歯の本数が減ることで記憶を司る海馬、意志や思考など人間の高次な脳機能に関する前頭葉が委縮することが明らかになっています。アルツハイマー病(認知症)になると海馬が委縮する事は、よく知られていることです。ここで問題なのは、矯正治療で歯を並べるために本来抜く必要のない健康な歯を抜くことで同じような現象(脳の委縮)が起こってしまうということです。ひより育成歯ならびクリニックでは健康な歯を絶対に抜かない歯並び治療を行っています。